連弾は音のコミュニケーション

こんにちは!
金沢市泉野町、まーぶるピアノ教室の
中村真里です。
本日は「連弾」をテーマに
書いてみようと思います♪
「連弾」で大切なこと
1. テンポの統一
①互いのテンポを常に意識し、
一定のリズムを保つことが最も重要です。
②メトロノームを使用して個別に練習し、
テンポ感を揃えましょう。
③最初は遅いテンポから始め、
徐々に本来の速度に近づけていくのがコツです。
2. バランスとダイナミクス
✦互いの音量のバランスに気をつけましょう。
具体的には…
自分が弾いている音が
どんな役割の音なのかを意識して
音量バランスを考えましょう。
例えば…、メロディと伴奏のどちらの音か?
伴奏の場合、低音の外声か?
それとも中音域の和声的な音なのか?
はたまたリズムを担う音なのか?など…
それぞれに相応しい音量で
弾くことが重要です。
3. タイミングと呼吸の合わせ方
①アイコンタクトを心がけ、
互いの動きを感じ取りましょう。
②曲の転換点や特に難しいパッセージでは、
微妙な呼吸の合わせ方が重要です。
③練習中は互いの動きや息づかいを観察し、
音楽的な呼吸を一致させましょう。
4. パート認識
①自分のパートだけでなく、
相手のパートも理解することが重要です。
②メロディがどちらのパートに移動するかを
常に意識しましょう。
③お互いのパートの楽譜を確認し、
音楽的な役割を理解することで、
より深い演奏が可能になります。
5. 音色の調和
①ピアノの音色を合わせることを意識しましょう。
②タッチの強さや打鍵の深さを調整し、
統一感のある音色を目指します。
③互いの音色の特徴を理解し、
補完し合うことが大切です。
6. 練習方法
①先ずは個別に練習しましょう。
間違わずに弾けるようになったら
一緒に通して練習しましょう。
②録音して客観的に聴いてみましょう。
メロディ&伴奏の音量バランス、
テンポや強弱、
音&呼吸合わせができているか等…、
改善点を見つけやすくなります。
7. 心理的な配慮
①お互いを尊重し批判的にならない態度が大切です。
②音楽を楽しむ姿勢を忘れないでください。
③コミュニケーションを大切にし、
互いの感情に配慮しましょう。
♪♪♪
「連弾」をする上で大切なこと、
重要なことを知れば知るほど
大変そうに感じるかもしれませんが…(^^;)
いいえ、全くそんなことはありません!!
「連弾」は一人では出来ないことができる
音楽体験です。
ハーモニーが生まれて、
呼吸を揃えて音を合わせる✨
二人で作るワクワク感、
一人ではない安心感、
二人で作り上げたときの達成感は格別です✨
当教室では、
日頃のレッスンでも連弾を取り入れて、
二人で合わせる楽しさを
生徒さん達に実感して貰っています(*^-^*)
是非、皆さんも「連段」を楽しんで下さいね(^-^)
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました(^^)/